自励式D級ヘッドフォンアンプ

BISPAさんから、nabeさんのD級ヘッドフォンアンプ用のVersionUPパーツセットが販売になったので早速作ってみました。
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D級アンプ本体は同じくBISPAさんから販売されている自励式D級アンプ基板&ケースセット を使いました。
ちなみ10KΩAのボリュームも付属しています。(BISPAさんの製品紹介ページには書いてありませんので注意が必要です。)ボリュームノブについては、別途購入する必要が有ります。
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他に必要なパーツについては、自励式D級ヘッドホンアンプ用パーツセットが販売されているので活用すると良いでしょう。


まずは本体の基板の製作ですが、チップ部品から取り付けます。
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チップ部品を取り付けた後は、残りの部品を取り付けますが、
今回のケースセットに付属の電源SWはそのままでは基板に付きませんので余分な足(一番上側の2本)を切断します。
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本体の基板が完成したら、VersionUPパーツセットを作ります。(すみません、写真が有りません)
ADCMP600BRJZの基板はそれ程でもないのですが、NC7WZ16がとにかく小さくてパッケージの字が読みにくいため
1pinの位置を特定するのに苦労しました。(文字が見やすければ難しくないのですが...)

こちらはNC7WZ16のデータシートを抜粋したものです。
下の真ん中の図に有るように、文字が読めるように置いたとき1pinが左下になります。
NC7WZ16.jpg

特にVersionUPパーツセットについては完成後の確認を丹念に行うことをお勧めします。
見た目ではんだ付けされているようでも、はんだ付け出来ていなかったりするとトラブルの原因を探すのが大変です。
テスターで導通確認をしておくと良いでしょう。

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ケースはiPhone4よりかなり小さめですが、厚みがそこそこ有ります。
LEDは明るすぎるものが多いのですが、こちらは丁度良い感じです。
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ちなみにL3,L4はこちらの回路のとおり2.2μHを使いました。


【ヒント】
NC7WZ16の変換基板に起因した方CHのみ音声が出ないなどのトラブルの場合
NC7WZ16の変換基板の代わりに細い単線で「1pinと3pin」「5pinと7pin」をショートさせることにより
ADCMP600の出力をダイレクトに聞くことが出来ます。

私はop-dbuf3を作った時、オペアンプをキャンセルさせる目的で作ったものを用いました。
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これで音が出れば、NC7WZ16の変換基板上の問題だと特定できます。

【音質】
クリアで鮮明な音が鳴ります(各楽器の音がゴチャゴチャにならず、分離します。)
それでいて、低音の力強さも兼ね備えています。
製作した当初はアコースティック系の曲ばかり聞いていましたが、どんなジャンルでも気持ち良く聞けます。

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電池の持ちも素晴らしく、通勤の往復で一週間使い電圧を測ってみましたがまだまだ余裕でした。

気になる点としては、ポップノイズが大きい点です。
この点は「電源を入れてヘッドフォンを繋ぐ。」「電源を切る前にヘッドフォンを外す」ことにより対処しています。
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A47式バランス駆動ヘッドフォンアンプ DC-DC追加

A47式バランスアンプにDC-DCコンバータを搭載しました。
使ったDC-DCは、僕クロで使ったものと同じで±5V仕様です。

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こちらのDC-DCではSMDパワーインダクタを使用しました。
パワーインダクタはスペースの関係で縦置きです。

向きについては音を聞きながら色々と試してみましたが、
結局同じ向きに並べています。
(電流の流れる方向が逆なので、磁界が打ち消しあう方向になるかと...)
オシロスコープでノイズレベルを比較できるといいのですが...

その他の変更点は、ゲインの見直し(6倍を2倍に変更)とオペアンプの変更。
現在は入力段がOPA2604で出力段がMUSES8920です。
ミッドレンジの解像度が高めで綺麗な音がする組み合わせです。

この状態で電池は8時間くらい持ちますが、DC-DCが結構熱を持ちます。
熱が原因かは判りませんが、2時間くらい連続で鳴らしたりするとなんとなく音が甘くなります。
時間を見つけて、改善したいと思います。
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