BTL_DC その後

昨年4月に作成したkiryさんのBTL_DCですが、
その後、ちょこちょこ触っていましたのでまとめて見ました。

まずはオペアンプですが、昨日からLM7171を使っているのですが、
自分としてはかなり気に入りました。
LM7171実装状態


音質は一言でいうと素直な鳴りで、見通しが良い感じです。

低音は量感が出つつも、締まりが有ります。弾む様な鳴り方と言えば良いのでしょうか。

高音は最初は大人し目かとも思いましたが、時間とともに伸びるようになってきました。
まだ5時間くらいしか聞いていないのですが、綺麗に鳴るようになってきています。

LM7171を使う上での留意点ですが、
 (1)1回路オペアンプなので、2回路の変換基板を使用
 (2)ゲイン1では使えないのでゲインを掛ける。ゲイン1で使えます。
でしょうか...

(1)については、千石電商で買った「オペアンプデュアル変換基板キット」を使っています。
高さの関係で、ICはソケットを使わず変換基板に直付け。
基板の裏側はこのようになっています。
LM7171裏面

足はBISPAさんの「低背対応PIN」を使いました。
この変換基板にはパスコンを載せる場所が有るので、手持ちのECHU1H103GX5を載せています。
コンデンサのサイズが大きいので、絶縁部分をカッターで剥がして半田付けしました。

(2)については、BTL_DCに元々あるゲイン3倍用のジャンパーピンをジャンパーしました。
これに伴い、擬似Lアッテネーターは廃止し通常のボリューム回路に戻しています。

あと、音質とは関係ないのですが
背面パネルの取り付けネジを、飾りネジから「ホーローネジ」+「飾りナット」に変更しました。
スタッドボルト化
これで電池を頻繁に交換しても、ケース側のネジ穴を痛める心配が有りません。

ちなみにホーローネジのサイズは3×15mm、飾りナットは3mm用を使用します。
どちらも秋葉原の西川電子部品で購入できます。
ちなみにネジの3×15mmにつては店頭に出されておらず
お店の方にお願いすると、背後の箱から出してもらえます。(^^)
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BTL_DCの改造

ポタアンの自作で楽しいのは、自分で手を加えることができることだと思います。

BTL_DCを製作して音質的に不満が有るわけではなかったのですが少しだけ改造をしました。

内容的には
(1)擬似Lアッテネーター(5.6KΩ追加)
(2)パスコン追加(C15-C16、C17-C20へ0.01μF及び1000pF追加)
の2点です。

具体的にはこちらのアンプと同じ内容です。

こちらは基盤裏側、抵抗を追加してある部分が「擬似Lアッテネーター」への改造であり、
楕円で囲っている部分がパスコンの追加分です。
20150504-001.jpg

基盤表側、C17-C20にパスコンを追加しています。
20150504-002.jpg

音質的には、若干クリアさが増す方向です。

今回の改造では「擬似Lアッテネーター」は効果が判りやすいのですが、音量調節がしにくくなるのが難点です。
また今回使用しているマルツのボリュームは特に熱に弱いので、VR端子間の短絡は、はんだ付けを手早く行う必要が有ります。(あまり熱を加えすぎるとギャングエラーの原因になります。)

ノーマルでも充分なクリアさをもっているので音量調節の難しさを考えると誰にでもお勧めできる訳ではありません。
しかし、自分としては満足な効果が得られたと思います。



バランス出力対応 ポータブルヘッドホンアンプ

バランス型のアンプに興味があり、色々なサイトの記事を見ていたのですが
Twitterでkiryさんがバランス出力型PHPA基盤の頒布を開始された事を知り
完成度の高さに引かれてBTL_DCを作りました。
20150427-05.jpg

基盤とパーツは解り易く小分けされていました。
20150427-01.jpg

パーツの番号の規則もわかり易く、部品の実装も余裕が有るので作り易かったです。
ちなみに写真のオペアンプはLME49723です。
kiryさんお勧めのオペアンプの中で、バランスが一番整っているような気がしました。
20150427-02.jpg

現在はLME49860を載せています。
ATH-IM50が低音強めの傾向がありLME49860のプレーンな音と相性が良いように感じました。
ちなみにLME49860はモニタ的な感じで鳴るので、ライブ盤を聴くと思わぬところでリアルな音が聞こえて楽しいです。

肝心の音質ですが、駆動力の高さから来る低音部の歯切れ良さと、
セパレーションが良くクリアな中高音部がマッチしていてとても楽しく音楽が聞けます。

サイズ的にもDAP代わりに使っているiPhone4とほぼ同じサイズでかなりコンパクト。
20150427-06.jpg

この大きさで、ここまでの音を出すポータブルヘッドフォンアンプはあまり無いのでは無いでしょうか。


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